197者が121.5億円受注
上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別委託受注実績が本紙集計でまとまった。197者が921件、121億5311万6000円を受注。前年度同期比で業者数は5者、件数は26件増え、総額も1.2%増加した。ドーコンが第1四半期(4―6月)からの首位を維持している。
落札金額を税抜きで集計。設計変更は含めず、20年度末発注のゼロ国債や翌債などは全額、多年度債は21年度分のみ計上した。共同体受注は出資比率に応じて配分した。
発注官庁別受注動向は、開建が4.5%増の72億3773万3000円、建管が7.2%増の37億8396万3000円。上川総合局調整が27.1%減の11億3142万円だった。
地域別では、管内業者が5.6%減の41億3848万7000円を落札。道内の管外勢は68億9285万2000円で3%、道外勢は11億2177万7000円と20.4%増加した。
シェアは、管内業者が2.4ポイント縮小し、34.1%を占めた。管外の道内業者は56.7%と1ポイント増え、道外業者は9.2%で1.4ポイント増加している。
上位3者の顔触れは、上半期(4―9月)調査時と変わっていない。首位のドーコンは、第3四半期(10―12月)に開建の一般国道452号美瑛町オイチャヌンペ大橋予備修正設計などを受注。同社は4―12月で計39件、受注総額は8億1958万円となっている。