工事5%減、170億円受注
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。75者が259件を受注し、受注総額は前年度同期比4.6%減の170億1962万7045円となった。業者別では藤建設が首位を維持。上位20者中19者を管内業者で占めている。
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含まず、共同体は出資比率に応じて配分。20年度末に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越し明許などを含め多年度債は21年度支払い分を計上している。
業者別に見ると、藤建設は17件、16億8680万円を受注。2位は15件、16億4651万8545円を獲得した安田建設で第3四半期(10―12月)に稚内開建発注の国道238号浜頓別町浜頓別防雪柵設置など3件を受注した。3位は12件、14億9874万円を受注した中田組だった。
地域別に見ると、管内業者は56者が2.6%減の161億2231万545円を受注。シェアは94.7%で1.9ポイント拡大した。管外の道内業者は、18者が19.3%減の8億3131万6500円を受注。シェアは4.9%で0.9ポイント縮小した。道外業者は1者のみで、75%減の6600万円を獲得。シェアは0.4%で1.1ポイント縮小した。