新役場庁舎は延べ2900㎡ 厚真町が基本構想・計画素案

2022年02月04日 17時00分

22年度にも基本設計者選定 文化交流施設など含め66億円試算

 厚真町は庁舎周辺等整備基本構想・基本計画の素案をまとめた。新役場庁舎は2―3階、延べ2900m²程度を想定。このほか、図書館やホールなどの機能を持つ文化交流施設や現役場庁舎を活用する仮称アイヌセンター、胆振東部消防組合消防署厚真支署整備を盛り込む。総事業費66億3500万円を見込み、一部を除き早ければ2022年度に基本設計者を選定する予定だ。

活用が予定されている役場庁舎

 町は以前から役場庁舎や役場周辺にある施設の整備について検討を進めてきたが、18年の北海道胆振東部地震や新型コロナウイルス感染症の拡大など取り巻く情勢が大きく変わったことから、あらためて役場庁舎や周辺施設の機能、役割などを詰めた。

 対象は役場庁舎、総合福祉センター、総合ケアセンターゆくり、青少年センター・町民ギャラリー、創作館、厚真児童会館・旧学童、旧母子健康センター、商工会館、胆振東部消防組合・消防署、消防職員住宅とする。

 新役場庁舎には商工会館の機能も盛り込み、現庁舎は歴史的、景観的な価値などを生かすため改修。青少年センター・町民ギャラリー、創作館、児童会館は文化交流施設として集約し、総合福祉センターと総合ケアセンターゆくりは改修する。消防庁舎は建て替え、消防職員住宅と旧母子健康センターは老朽化しているため解体する。

 役場庁舎のほか、文化交流施設は延べ約2000m²、仮称アイヌセンターは増築約760m²を含め延べ約1600m²、消防庁舎は延べ約2000m²を想定。役場庁舎は現庁舎南西側の駐車場や青少年センターがある場所に建て、文化交流施設は新役場庁舎に隣接、消防庁舎は道道を挟み、つたえり公園や土地改良区の南西側に建設する予定だ。

 事業費は役場庁舎に20億7000万円、文化交流施設に19億2000万円、仮称アイヌセンターに3億7000万円、総合福祉センターに2億7000万円、総合ケアセンターゆくりに500万円、消防庁舎に13億円、外構に7億円を試算している。

 事業手法については民間事業者の創意工夫を生かし、スケジュールの短縮を図る観点から実施設計と施工を一括で発注するデザインビルド方式を採用。全施設一括ではなく、施設ごと、またはいくつかの施設をまとめて発注するなどの方法を検討している。基本設計は別途発注する予定だ。

 消防庁舎以外の施設は早ければ22年度に基本設計に入る予定。役場庁舎、文化交流施設、仮称アイヌセンター、広場(外構)、総合福祉センターの基本設計者は一括して公募型プロポーザルで選定する考えだ。

 役場庁舎は23年度から実施設計、24―25年度で建設、文化交流施設と仮称・アイヌセンターは25年度に実施設計、26年度の建設・改修を予定。広場は23年度から実施設計、24―26年度で施工、総合福祉センターは25年度に実施設計、26年度の改修を見込む。

 消防庁舎については23年度に事業者を選定し、24年度の基本・実施設計、24―25年度での建設を計画している。


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