帯広建管が22年度予算に要望
帯広建管は、本別浦幌線暁橋架け換えの初弾工を2022年度予算に要望している。橋台と線形改良に伴う道路工のほか、用地買収を見込む。新橋の橋長は37.8m、幅員は車道8.5m、両側歩道2.5m。上部は単径間非合成鋼板桁橋、下部は直接基礎の逆T式橋台とし、現橋の下流側に架け換える。
浦幌町内を流れる浦幌川に架かる暁橋は1962年に完成。79年に車道の一部と歩道を拡幅した。現況は橋長72m、車道幅員7.5m、片側歩道2mで、上部は3径間単純鋼板桁橋、下部は直接基礎の重力式橋台、壁式橋脚となっている。
隣接する本別町との往来をはじめ、近くには小中学校や公営住宅があり、通学や地元住民の生活に欠かせない。一方、完成から50年以上がたつため老朽化が著しく、19年8月には床版コンクリートが一部剥離。応急復旧で約2週間通行止めになったため、架け換えを検討してきた。
19年度から事業着手。21年度は3500万円を投じ、道路と橋梁の詳細設計を進めている。供用開始時期は未定としている。