総事業費9.8億円 砂川市の駅前地区整備基本設計書素案

2022年02月10日 16時36分

 砂川市は、市街地のにぎわい創出を目的とした、JR砂川駅前地区整備基本設計書の素案をまとめた。総事業費は概算で9億8300万円に上る。建物規模はW造、平屋、延べ1000m²程度を見込む。市は3月11日までパブリックコメントを募集している。

開放的な空間構成に特徴がある駅前広場と建物の完成イメージ図

 整備予定区域は、JR砂川駅から国道12号を挟み西側に位置する西1条北2丁目と西2条北2丁目。

 敷地のうち、東側約3025m²を施設用地、西側約1780m²を駐車場用地とする。

 東側にはW造、平屋、延べ1000m²の施設を整備。施設に隣接して約1100m²の広場も整備する。施設は広場をL字に囲う形状とする。西側駐車場は一般車両72台分を整備する見込みだ。

 機能として、フリースペース、カフェ、起業・経営支援相談スペース、観光情報等発信施設、多目的室などを導入する考えだ。起業・経営支援相談スペースには商工会議所、観光情報等発信施設には観光協会などが入居する見込み。

 概算事業費の内訳は既存施設解体に1億6500万円、建設工事費に6億8600万円、外構に9000万円、その他経費に4200万円を想定している。

 今後のスケジュールとして、2022年度に実施設計と既存施設の除却を進め、23年度に新施設着工、24年9月ごろにオープンする。


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