札幌市出身の歌手・大黒摩季さんが16日に札幌市役所を訪問し、秋元克広市長に2030年冬季五輪・パラリンピック招致を応援するメッセージを手渡した。大黒さんは「反対の意見も多いけど、地元で五輪を開催してほしい」とエールを送った。

応援メッセージを手に持つ大黒さん(左)と秋元市長
3月から始まる五輪・パラ招致の意向調査の話を友人から聞き、今回の訪問に至った。
メッセージを手渡した後、秋元市長と会談。大黒さんは母親が車いすで生活していたこともあり「障害者にとってはまだ札幌の環境は十分ではない。オリパラを通して誰にでも優しい街になれば」と期待。「アンケートの存在を知らない人も多いのでは。ぜひ答えてほしい」と呼び掛けた。
秋元市長は「札幌が素晴らしいまちになるきっかけにしたい」と決意を新たにした。