釧路市は、集約化を進める阿寒湖温泉地区の公住まりも団地建て替えの初弾となるA棟新築を主体、電気、管の3分割で5月初旬に一般競争公告する。7月に着工し、単年度で整備する。工事費は2億4000万円を見込んでいる。
阿寒町阿寒湖温泉6丁目7の17ほかに位置するまりも団地は、1973年以降に建設した15棟156戸を集約化する。22年度はA棟と集会所に着工する。A棟はW造、2階、延べ554m²の規模で、2LDK4戸、2DK4戸の計8戸。ML1、ML3棟の跡地に建設する。集会場の規模はW造、平屋、延べ79m²とする。基本・実施設計は斉藤譲一設計事務所が担当し、実施設計は2月末まで進めている。
A棟は5月初旬に公告し、同下旬に仮契約後、6月の市議会で承認を経て7月に着工する。
集会所は6月上旬に一般競争公告し、同下旬に入札。7月に着工する。事業費は約4800万円を見込む。
まりも団地全体の事業費は8億円を試算。23年度にB、C棟の実施設計を進め、24年に着工したい考えだ。22年度には、公営住宅等長寿命化計画の中間見直しをするため、方針などは変わる可能性がある。