主体など4分割で
枝幸町は、三笠町1484の1ほかに新築する幼保連携型認定こども園を主体、電気、機械、外構の4分割とし、4月1日に条件付き一般競争公告する。規模はW造、平屋、延べ1352.23m²。主体を4月中旬、ほか3件を4月下旬に入札する。5月の臨時議会に諮り着工、年度内の完成、2023年度からの供用開始を目指す。
町は、町内唯一の私立幼稚園である枝幸幼稚園が園舎の老朽化や教諭確保などの観点から、安定的な経営を続けることが難しく、22年度に閉園する方針が示されたことを受け、質の高い幼児教育提供のため公立での認定こども園新築を決めた。
建設地は町道花園通線と町道常盤町線の交わる交差点に面する町有地。施設内には0―5歳の保育室と乳児室、ほふく室、一時保育室を計7室配置する。加えて子育て支援室や遊戯室兼午睡室、調理室、ランチルーム、医務室やスタッフステーションを設ける。
外構は職員駐車場とともに、送り迎えの保護者が多くなることを見越し、広めの駐車場を配置。園庭には築山のほか、あずまや、遊具などを設ける。
22年度当初予算案には工事請負費8億4000万円、施工監理1300万円を計上している。