旅行者の道東観光範囲拡大へ 特設サイトで情報収集支援

2022年02月24日 17時50分

道運輸局とバス事業者7社

帯広駅バスターミナルから釧路空港に向かうスイーツライナー

 アフターコロナの観光促進策を探る―。北海道運輸局と道東のバス事業者7社は、公共交通機関を利用する観光客向けの特設ウェブサイト「ひがし北海道交通ネットワーク」の実証事業を進めている。道東エリアの空港連絡バスや観光利用の多い路線バス情報をサイト上に集約。個人旅行者の情報収集を手助けすることで、道東エリアでの周遊範囲拡大を狙う。

 道運輸局は2018―19年、空港間周遊を含めた空港二次交通の活性化のためのアンケートを実施した。調査対象は道外または海外から道東を訪れた旅行客。約3割は公共交通機関のみで移動していたことが分かった。

 公共交通機関利用者の6割以上が自動車免許の保有率が低い若い世代であることに着目。空港から観光地までスムーズに移動できるよう、特設サイトにバス事業者の情報をまとめた。道東観光の計画に役立つ情報発信を目指す。

 サイト運営はWILLER(本社・大阪市)が担当。各バス会社のチケット予約や路線確認などを一括でできる。

 道外からの個人旅行者でも無理のない計画を立てやすいよう複数のモデルコースを紹介。WILLER経由で事前にバスのチケット予約と購入をできるようにし、旅先での利便性を高めた。

 実証事業は1月1日から開始。スタート直後はアクセス数が順調に伸び、特設サイト経由で予約が入った。しかし、首都圏などでまん延防止等重点措置が適応されてからは伸び悩む。道運輸局の担当者は「道内では初の試み。いずれは道内全体に広がるような事業にできれば」と話す。

 北海道拓殖バス(本社・音更)の担当者は「すでに特設サイト経由でチケット購入がある」と喜ぶ。「十勝とたんちょう釧路空港を結ぶスイーツライナーの知名度向上につながれば」と期待を寄せた。


関連キーワード: 交通 十勝 地域振興 観光 釧路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • web企画
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (3,089)
BP新駅で大規模開発 高層MS、商業施設、ホテルな...
2022年06月29日 (2,705)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,223)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (1,753)
おとなの養生訓 第44回「肥満と発汗」 皮下脂肪が...
2014年04月25日 (1,424)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 激化する若者獲得競争
地方企業が取るべき
戦略は-new

激化する若者獲得競争 地方企業が取るべき戦略は-
若者獲得に向けた工夫とは。釧路市内の団体が開いたセミナーから、各回の講演概要を紹介する。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第234回「アセトアルデヒド」。二日酔いの原因物質で、顔の赤みや動悸、胃腸への刺激を引き起こします。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第21回「住宅の内装/色と素材感」。質感や柄から受ける印象も大切にしてコーディネートを進めたいものです。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第20回「能力向上へ適切な指導」正しいゴールの設定やフィードバック、成功体験が大切です。