札幌市は山本通4車線化に伴う山本川工区の暗渠化で、3・3・83山本通北13条・北郷通―厚別西3条2丁目1号線間箱型函渠新設を2日にも総合評価方式実績評価Ⅰ型で公告する。土木A1等級が対象。ボックスカルバート新設93mなどを計画している。今月中旬に入札する見通しだ。
山本通の事業区間は、厚別通を起点に三里川に架かる厚別東橋までの延長1820m。厚別通―北13条北郷通間の山本川工区(540m)、北13条北郷通―厚別東橋間の山本跨線橋工区(1280m)に分けて整備している。
今回の工事では、プレキャストボックスカルバート93mの新設を予定。内空は幅3.2m、高さ1.5mで計画している。このほか、排水構造物工などを見込み、前後の工事を含め工事延長は130mを想定する。
このほど公表した発注見通しでは、金額区分を2億5000万円から5億円未満を見込む。工期は330日間をみていて、施工場所は厚別区厚別西3条2丁目ほかとしている。
約550mに上る山本川の暗渠化は、今回の工事で完了する見通し。2022年度はボックスカルバート新設のほか、道路改良を予定している。