建設工事費10億円
三笠市は、学校給食センター建て替えを主体、弱電、強電、衛生設備、機械設備の5分割とし、5月上旬に指名、同中旬―下旬に入札を予定している。2カ年施工で、建設工事費に10億円を予定。工期は2023年7月ごろまでの見通しだ。
若草町404にある同センターは1979年7月に建設。建物はRC造、平屋、延べ586m²の規模で、築42年以上が経過し老朽化が進行。学校給食衛生管理基準に見合った衛生水準や作業効率、耐震性などに課題があり、抜本的な更新が必要だった。
新施設はRC造、平屋一部2階、延べ1019m²の規模。1日当たり約700食の調理が可能な施設で、ドライシステムを採用する。実施設計はドーコンが担当した。
1階は調理室、炊飯室、洗浄室、野菜類下処理室などのほか、食育推進の観点から、調理室に隣接し児童らが見学できるスペースを設置。2階に機械室を設ける。
建設地は現施設北側の市有地(現施設同住所)。23年度夏休み中の引っ越しを見込んでいる。