23年度着工、25年度開校へ
壮瞥町は、壮瞥中移転建て替えの基本設計と実施設計を一括して年度明け早々にも指名する。2022年度予算案に基本実施設計費5800万円を計上し、2カ年かけて設計する。移転先は滝之町の壮瞥小東側隣接地1万7200m²で、22年度に取得する予定だ。23年度の着工、25年度の開校を目指す。
1976年度の建設で老朽化が著しいことから、文部科学省の公立学校施設整備費負担金「統合校舎等の新増築整備事業」を活用する。総事業費は20億3800万円を試算する。
22年度予算案に事業費2億16万4000円を措置。基本実施設計費のほか、外構設計に2700万円、用地測量に250万円、地質調査に650万円、補償調査に660万円、土地購入に4300万円などを充てる。
新校舎、新屋体の建設は23年度から2カ年で進める。特別教室は壮瞥小と共用することを検討している。
25年度の開校後、同年度に滝之町420にある現施設を除却する予定だ。校舎はRC造、2階、延べ2980m²、屋体はS造、2階、延べ1209m²の規模。普通教室3室、特別教室9室などを置く。
跡地は、建部改良住宅建て替えの移転先として検討を進める。