模擬坑道復旧に6億円 夕張市石炭博物館

2022年03月14日 18時09分

22年度着工営業再開へ

 夕張市は、火災によって閉鎖中の石炭博物館の模擬坑道を復旧する。2022年度から23年度までの2カ年で施工し、23年度内の営業再開を目指す。建設事業費に6億1532万8000円を試算。22年度予算案には3億4785万円を計上し、23年度は2億6747万8000円の予算を見込む。

火災前の石炭博物館の模擬坑道

 復旧は、坑道内の天井に複数ある空洞を発泡ウレタンで充填(じゅうてん)し、鋼枠補強するほか、電気設備を整備。22年度の早い段階で入札したい意向だが、資材動向を見極めながら、入札時期や工期を決定する。スプリンクラーをはじめ、ガス濃度や温度を管理する消防設備は23年度に設置する予定だ。設計はシビテックが担当した。石炭博物館の営業が毎年11月上旬までのため、遅くとも23年10月ごろには営業を再開したい考え。

 高松7にある石炭博物館の模擬坑道(れんが造・RC造、延長180m)は、石炭が採掘された実際の坑道を活用した国内唯一の見学施設。財政再生団体の市が、18年4月に再生の象徴としてリニューアルオープンしたが、19年4月に火災に遭って現在は閉鎖となっている。

 再開に向けては、坑道内の堆積物を除去し、調査を実施。21年6月の有識者会議による坑道内視察の結果を受け、23年度の再開を目指す方針を決定した。


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