日本新三大夜景では再認定
夜景観光コンベンションビューロー(丸々もとお代表理事)などは25日、夜景サミット2022in札幌を札幌文化芸術劇場hitaruで開き、日本新三大夜景を発表した。札幌市は3回連続で選ばれたほか、冬の風物詩であるさっぽろホワイトイルミネーションが初めて日本三大イルミネーションに輝いた。
夜景観光コンベンションビューローは全国の夜景観光士を対象とする投票の結果を基に、日本新三大夜景、日本三大イルミネーションなど夜景ブランドを認定している。新三大夜景は2015年に認定を開始し、3年に1度改選。三大イルミネーションは17年以来初の改選となった。
新三大夜景として北九州市が1位、札幌市が2位、長崎市が3位に選ばれた。三大イルミネーションは、あしかがフラワーパーク(栃木県)の「光の花の庭」が1位、ハウステンボス(長崎県)の「光の王国」が2位。さっぽろホワイトイルミネーションは3位につけた。
秋元克広札幌市長は「夜景を新しい観光コンテンツとして磨き上げ、日本全体の観光振興に取り組みたい」と抱負を述べた。
この日は全国で261カ所に達した「日本夜景遺産」の第16回新規認定授与式も開催。地方自治体や企業による夜景資源を活用した観光振興のケーススタディを紹介した。