公募型プロポで 参加表明書19日から
美唄市は1日、市立美唄病院建て替えを公募型プロポーザル方式で設計・施工一括発注する事業者の募集を始める。参加表明書は19日―5月6日まで受け付け、5月12日に一次審査(資格審査)をし、翌日に結果を通知。技術提案書の提出期限は7月15日までとし、同24日に二次審査(提案審査)の公開プレゼンテーションを経て、同29日に最優秀提案者を決定する予定だ。
事業期間は2024年3月31日まで。事業規模は30億1503万2000円(税込み)以下。対象業務は実施設計(開発行為含む)、工事監理、新病院建設の一式とする。
業種別の事業期限は、実施設計が23年2月28日(目安)、工事監理と新病院建設がそれぞれ24年3月31日とするが、提案により最終期限を前倒しすることは差し支えない。近隣の地域住民への配慮、市内業者を活用する下請け施工や必要な資機材、消耗品を市内業者から調達するなど地域経済の振興への寄与を求める。
契約締結までのスケジュールは、一次審査の後、6月8―10日にVE提案に対する対話申請を受け付け、同24日にVE提案に対する対話の実施を予定。その後、公開プレゼンテーションを経て最優秀提案者を決定し、8月ごろに実施設計の契約と基本協定を締結し、23年2月ごろに工事請負と工事監理の契約を締結する見通しだ。
公募型プロポの参加資格は単体か共同体とし、同種・同規模程度以上のの設計や施工実績などを要件とする。
基本設計によると、建物は2棟構成で規模は合わせてRC・軽量S造、3階塔屋1階、延べ6415m²。一般病床43床、療養病床32床、人工透析30床。建設地は西2条北1丁目1259の2で、基本設計は大建設計が担当している。
窓口・問い合わせ先は、市立美唄病院事務局医療拠点づくり推進室、電話0126(63)4171。