中学校の西側に小学校舎を増築 地元含む共同体条件
2022年度に智恵文小中学校を新設する名寄市は、智恵文中に併設する小学校校舎増築の一般競争入札参加資格をまとめた。発注方式は主体、機械、電気の3分割とし、地元業者を含む共同体結成を条件とする。4月中旬に公告し、5月の開札を見込んでいる。
共同体は3社以内の構成とする。主体は市内に本社・支社・営業所を置く業者、機械、電気は市内業者を含む上川管内の業者であることを条件とする。
許可業種は主体が建築、機械が管工事、電気が電気工事。主体の代表企業は格付け等級がA等級であることが必須だ。
計画通り進めば、5月の開札後、市議会に諮り、可決後の6月ごろに着工する段取りだ。
智恵文12線南3にある智恵文小は、21年5月時点で16人の生徒が通学する小規模校。智恵文11線北2に位置する智恵文中の西側に智恵文小を移転し、義務教育学校の智恵文小中学校として新設する。
増築する小学校新校舎はRC造、2階、延べ637m²となる。
22年度は新校舎増築に取り組む。23年度は中学校校舎や屋体の改修に着手。中学校校舎の職員室の改修や、特別支援学級に使う。暖房設備や内装の改修にも取り組む。