DBO採用、7月公告 白糠町が道の駅移転改築

2022年04月06日 15時40分

 白糠町は、道の駅しらぬか恋問移転改築の事業者を公募型プロポーザルで7月にも公告する。町で初めて設計、施工、管理運営を一括委託するDBO方式を採用。民間の柔軟な発想力を活用し、魅力的な施設を目指す。2025年春の大型連休前のオープンを見据える。

 釧路市と白糠町を結ぶ国道38号沿いの恋問3丁目3の1にある同施設は、地域活性化を目的に1991年から92年にかけて整備した。物産センター(RC造、2階、延べ825m²)とトイレ部分(RC造、2階、延べ208m²)で構成。敷地面積は1万521m²で、109台分の駐車場を備える。海沿いで景観が良く、レストランで提供している豚丼は「北海道道の駅弁」の第1号に認定されていて人気が高い。

 建設候補地は現施設の西側の恋問3丁目2の1、2で、敷地面積は3万9730m²。21年度は基本構想策定をドーコンに依頼し、施設を鉄塔よりも白糠町側に整備することや、150台程度の駐車スペースを確保することを決めた。

 22年度予算に事業者選定サポート費1700万円、地質調査費450万円、環境調査費440万円を盛り込んだ。プロポーザルでおおよその形状や必要な機能、階数などの提案を求める。事業者を年内に選定し、12月の定例町議会に設計費を盛り込んだ補正予算案を提出する見通し。24年に着工するスケジュールを描く。


関連キーワード: 道の駅 釧路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,416)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,321)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,320)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,124)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,067)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。