延べ1000m²超、24年度着工目指す
歌志内市は、児童センター等一元化施設新築の調査設計(基本設計)を早ければ4月中にも指名競争入札する見通しだ。市内で老朽化が進む児童センターや児童館などを一元化する複合施設。2023年度の実施設計、24年度の着工、25年度中の開設を目指す。
建設地は、文珠200にある義務教育学校「歌志内学園」の敷地内で、認定こども園「あおぞら」の北側。放課後児童対策として、幼児から歌志内学園の児童・生徒らが集い学びや活動ができる場となる。
施設設置に向けては、21年度に文教地区整備基本計画策定等検討委員会を設置。施設機能で児童館のほか、図書コーナーやコミュニティー集会所、研修室、防災備蓄、多目的ホール、体育館スペースなど、周辺整備で駐車場や大型遊具の設置などを求める意見が挙がっていた。
同検討委の意見や保護者らのアンケートなどを踏まえた文教地区整備基本計画は、近くまとまる見通し。現時点では、平屋で延べ1000m²を超える施設規模を想定している。
調査設計は月内にも指名競争入札する。業務期間は12月―23年1月ごろまでとなる見通しだ。