渡島西部広域事務組合 旧支所跡地に新築、総事業費2.5億円
渡島西部広域事務組合は、松前消防署江良出張所建て替えを主体、電気、機械に分割し、14日ごろに指名通知する考えだ。出張所敷地内にあり、現在は使用していない旧支所を解体後、跡地に新築する。総事業費は2億5200万円を試算。28日の入札を予定している。
同組合は松前、福島、知内、木古内の4町で構成。衛生、消防業務に取り組んでいる。
松前町江良902の2にある現出張所はRC造、2階、延べ158m²の規模で、1971年に完成。老朽化や現行の耐震基準を満たしていないため建て替える。
新出張所はRC一部W造、平屋、延べ387m²の規模。新たに仮眠室やユニットシャワー室、出動準備室などを設ける予定で、居住性や利便性を向上させる。設計は澄建築設計事務所が担った。
入札後、5月中旬に開かれる同組合議会の2022年第1回臨時会で承認を得て着工。工期は6月から12月末までを見込み、23年1月の供用開始を目指している。
旧支所の解体は設計、工事ともに発注済み。工期は4月上旬から7月上旬までを予定する。
新出張所の完成後、現出張所は解体する考えで、工期は12月から23年3月までを検討している。