稚内建管は、枝幸町の徳志別漁港で水産流通基盤整備オホーツク枝幸徳志別地区の初弾となる外防波堤延長10mを5月20日にも簡易型総合評価・施工実績審査型で公告する。港内の静穏度向上などを目的とした事業で、工期は2027年度までを見込んでいる。
枝幸町内に位置する徳志別漁港はサケ定置網やマス類の小定置網、刺し網、籠漁などが営まれている。一方で、強風による越波で出漁できないといった課題があり、静穏度向上が課題となっていた。
そこで同建管はこれらの課題を解消し、安全で安定的な漁業活動が継続できるよう、既存外防波堤を南西側に60m延長する計画を立て21年度に新規事業化。地質調査や構造実施設計を進めてきた。22年度は外防波堤延長10mに1億2000万円を投じる。