地下資源開発担う人材育成へ 掘削技術専門学校が開校

2022年04月13日 14時30分

約80人が祝福した

 地下資源開発を担う人材の育成へ―。掘削技術専門学校の開校式・入学式が11日、白糠町社会福祉センターで開かれた。関係者約80人が出席し、国内初の育成機関開校と1期生の入学を祝った。

 不足する掘削技術者の育成を目的に、ジオパワー学園の沼田昭二理事長が設立。「日本の地下資源の開発、発展に主体的に行動できる人材の育成」を建学の理念とする。2021年6月に道が設立を許可し、9月ごろから募集を開始。1期生の男子4人が専門家の指導を受けながら1年かけて学ぶ。

新入生を代表し大野さんが決意を表明

 沼田理事長は「掘削は大気中のCO₂を地中に貯留するCCSや、洋上風力発電の探査、地震計設置など、あらゆる場面で必要。授業で用いる資機材は20社を超える企業から無償提供していただいた。日本のエネルギー自給の課題解決に役立つ学校になるはず」と期待した。

 来賓の棚野孝夫町長は「これまでのご縁に感謝し、歓迎する。町内では、大規模太陽光発電や木質バイオマス発電所誘致、庶路ダムでの小水力を活用した水素サプライチェーンの実証、地熱利活用に向けた可能性調査が進められている。今後も再生可能エネルギーの導入を積極的に推進する」と話した。

 井上政史校長は漢詩を引き合いに出し、「一日に千里の道を駆け抜けられる馬はたくさんいるが、才能に気付く伯楽がいなければ活躍はできない。本校の講師は安全教育、資格指導でも伯楽の集団」と強調。「1年の学びは楽ではないが、一人一人が掘削技術の道を駆ける千里の馬になってもらいたい」と激励した。

 最後に、新入生を代表し大野拓巳さん(23)が決意を表明。「将来の日本のエネルギー資源開発で貢献できる人材になれるよう努力する」と抱負を述べた。


関連キーワード: 学校 技能 釧路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 東宏
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (3,046)
旭川大学公立化 名称は「旭川市立大学」に
2022年01月18日 (2,846)
安倍元首相亡くなる 本道への功績を忘れてはならない
2022年07月08日 (1,819)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,748)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (1,511)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第236回「コロナと換気」。外気を取り入れてウイルスを排除しましょう。

連載 旭大公立化
まちづくりの行方
new

旭大公立化 まちづくりの行方
23年の公立化を控え市内の不動産業者が反応、分校舎の立地にも注目が集まっている。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第21回「導入進む『メンター制度』」相談できる相手がいれば、経営者も自身を持って経営判断できるようになります。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第22回「『CUDマーク』をご存じですか?」。すべての人にとって見やすい色情報の証です。