中標津町は下水終末処理場の機械・電気設備の更新を予定している。2022年度予算で工事請負費3億3550万円を確保。19日に一般競争公告し、5月25日に入札する見通しだ。
東35条北6丁目1の下水終末処理場は1985年4月に供用を始めた。規模はRC造、地下1地上2階、延べ7272m²。21年3月末時点の処理人口は1万8801人、処理能力は1万1425m³となっている。
ストックマネジメント計画に基づき、耐用年数を過ぎた水処理棟反応タンクの設備を更新する。設計は日水コンが担当した。機械は散気装置や、攪拌(かくはん)機、ブロワ、電気は負荷設備の更新が中心となる見込み。23年2月の完成を目指す。
このほか、町内に9カ所あるマンホールポンプ所のうち、2カ所で電気設備更新を予定。工事請負費に3800万円を充てる。