富良野市がワーケーションを推進 道内企業への浸透図る

2022年04月14日 18時19分

宿泊費やレンタカー利用料を補助

 富良野市は、関係人口創出を目的に取り組んでいるワーケーション事業を、2022年度も積極的に推進する。助成金や、新設した専用サイトでワーケーションの需要を発掘する考えだ。

実証費用助成金

 21年度に創設した制度で、21年度は道内1人、道外13人が利用した。

 22年度も制度を継続。市内で4連泊以上滞在することなどを条件に、宿泊費とレンタカー利用料を補助する。

 レンタカー利用料の補助は、22年度から追加した。利用者から2次交通への助成を要望する声があったためだ。また、22年度から補助対象者を企業の社員だけでなく、個人事業主やフリーランスまで拡充している。

 助成要件に「ワーケーション実証期間中の消費(支出)額を積算、算出すること」という項目も追加した。ワーケーション期間中の飲食店や物販店舗での消費を明確にし、地域経済への影響を調べる。

専用サイト公開

 22年2月から公開している。市内の作業スペースや滞在先、またレジャー施設や食事ができる場所を一覧で紹介。モデルプランや実際に体験した利用者の声もまとめている。

個室ブース設置

期間限定で設置している個室ワークブース

 1日から6月30日までの期間限定で、コンシェルジュフラノ1階に設置している。テレワーク環境の向上などが目的だ。

 オフィス家具製造を手掛けるオカムラ(本社・横浜)の製品で、幅1.2m、奥行き1.2m、高さ2.3mの箱形の個室作業ブース。室内にはテーブルと椅子があり、市がモニターを取り付けている。利用料金は無料となっている。

 期間終了後の導入は、利用者の感想や需要を考慮して検討する。

 22年度のワーケーション事業について市企画振興課の松野健吾主査は「21年度は道外の利用が中心だった。22年度は道内企業にワーケーションが浸透し、より多くの人に富良野へ来てもらえるよう努めたい」と話す。(旭川)


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