標津町の新たなランドマークに―。まちの駅サーモンプラザが27日、サーモンパーク内にオープンする。地元食材を味わえるレストランや観光案内所が入り、交流人口の増加が期待される。
サーモンパークは標津サーモン科学館を中心とする集客スポット。レストランや物販機能を備えた施設が老朽化したため、北1条西6丁目の現地で建て替えた。
規模はW造、平屋、延べ498m²。地元食材を扱うレストランやおみやげコーナー、観光案内所が入り、テラスから景色を見渡すことができる。基本・実施設計はエージー総合設計、主体・電気・機械は藤本建設・丸和信和建設共同体で進めた。
15日のプレオープンには関係者36人が参加。レストランでホタテのマリネやコンソメスープ、サケ、ビーフシチューなどの料理を楽しんだ。あいさつで山口将悟町長は「新しい観光拠点が誕生した。隣接する標津サーモン科学館2階は9日からリニューアルオープンし、地域とサケの歴史をパネルや展示品で学ぶことができる。相乗効果で訪れる人に喜んでもらいたい」と期待を込めた。