道新幹線札樽トンネル桑園工区に本格着工

2022年04月26日 09時00分

鉄道運輸機構が現場公開 準備工終え、市街地で地盤改良

市街地に近い桑園地区で工事が本格的に始まった

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局は22日、道新幹線札樽トンネル桑園ほか工区で準備工を終え、開削トンネル部分に本格着工した。同機構の松本浩司札幌鉄道建設所長は「桑園工区は都市部での工事となるので、近隣の皆さんに迷惑をかけないようコミュニケーションを取りながら安全第一、環境にも配慮した上で進めたい」と述べた。

 この日、中央区北8条西12丁目の現場を報道機関に公開した。

 桑園工区は小樽市と札幌市を結ぶ札樽トンネル(延長26.23km)のうち、最も札幌側に位置する工区。大成建設・伊藤組土建・札建工業・豊松吉工業共同体が施工する。市内で着工した新幹線工事は3件目となる。

 施工延長は737mで、JR桑園駅付近のシールドトンネル到達立て坑から石山通区間は開削トンネル、石山通―西8丁目線区間は掘り割り式RCボックスで計画。開削トンネル区間は346mを予定する。2027年11月末まで到達立て坑から西8丁目線までの工事を進める見通しだ。

 仮囲いや施設物撤去などの準備工を終え、22日、セメント系改良材を使った地盤改良に着工した。今後、土留め壁造成や掘削、コンクリート打設などを予定している。

 市街地での工事に加え、JR高架橋などが近接しているため、周辺構造物への影響などに細心の注意を払っている。大成建設の生井康丈作業所長は「市街地など工事の制約があるが、安全面に加え、近隣に配慮しながら進めたい」と話した。


関連キーワード: さっぽろ圏 北海道新幹線 新幹線

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • web企画
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (3,065)
BP新駅で大規模開発 高層MS、商業施設、ホテルな...
2022年06月29日 (2,234)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,191)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (1,714)
「アイアンショック」の足音 鋼材高値、リーマン前に...
2021年07月15日 (1,316)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 激化する若者獲得競争
地方企業が取るべき
戦略は-new

激化する若者獲得競争 地方企業が取るべき戦略は-
若者獲得に向けた工夫とは。釧路市内の団体が開いたセミナーから、各回の講演概要を紹介する。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第234回「アセトアルデヒド」。二日酔いの原因物質で、顔の赤みや動悸、胃腸への刺激を引き起こします。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第21回「住宅の内装/色と素材感」。質感や柄から受ける印象も大切にしてコーディネートを進めたいものです。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第20回「能力向上へ適切な指導」正しいゴールの設定やフィードバック、成功体験が大切です。