建設候補地は3カ所
清里町は既存保育所と幼稚園の一体化による認定こども園整備について、年度内に基本構想を固める考えだ。運営方法は確定していないが公設公営を検討。建設候補地として3カ所を挙げている。2024年の着工、26年の供用開始を目指す。
建設地は①他の教育機関や医療・福祉施設が近い場所②道道に近く交通の便がいい場所③住宅街に近く利便性がある場所―の3カ所を候補としている。
一体化の対象に挙がっているのは清里保育所(羽衣町31の2)と札弦保育所(札弦町30の1)、清里やまと幼稚園(羽衣町58)。園舎は、保育所がともにS造の平屋で、清里が延べ607m²(供用開始1976年)、札弦が延べ461m²(79年)の規模。清里やまと幼稚園がW造、平屋、延べ611m²(82年)となる。
施設の老朽化に加え、より良い教育・保育サービスを提供するため、認定こども園の整備を検討。22年度予算に認定こども園移行推進アドバイザリー業務委託事業費として54万6000円を計上した。
22年度は、建設地や運営方法といった基本構想を固めるほか、設計や施工などのスケジュールも決めたい考えだ。