83者が182億円受注
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2021年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。83者が276件、総額182億1557万円を落札。17件、29億991万円を受注した堀口組が首位に立った。
開札結果を税抜きで集計した。20年度末発注の年度末契約、ゼロ国債やゼロ道債、翌債は全額、多年度債は21年度分のみ計上。設計変更は含めず、共同体受注は出資比率に応じて配分した。
前年度と比べると業者は4者、件数は18件少ない。総額は0.4%増、7662万円の増加となった。
地域別では、管内業者46者が208件、1%減の142億5280万円を受注。道内の管外業者28者は52件、4.3%増の34億8553万円、道外業者9者は16件、4億7724万円と17.5%伸びた。
シェアは管内業者が1.1ポイント少ない78.2%。道内の管外業者は0.7ポイント増の19.1%、道外業者は0.4ポイント増の2.6%だった。
上位20者の顔ぶれは、前回の第3四半期末(4―12月)調査時と変わらない。上位3者は、第4四半期(1―3月)に今調査の集計対象となる受注はなかったが、順位を堅持した。順位が動いたのは初山別土建で、1月に開建の2カ年債事業を受注し、21年度の配分が加わったことで12位から11位となった。