25年4月供用開始 工事費に6.3億円
上川町は公設公営で新築する認定こども園に2023年度にも着工する。2カ年で施工し、工事費は6億3000万円を見込む。本年度は用地購入と実施設計に着手。25年4月の供用開始を目指す。

認定こども園のイメージ図
建設地は上川小北側で新町323の4を含む旧営林署跡地。近く所有者と契約を結んで購入する予定だ。
新築する認定こども園はW造、平屋一部2階、延べ1411m²の規模を見込む。年齢別の保育室や遊戯室、サンルームを配置。厨房を設けて園内調理に対応する。
町福祉会館にある未就学児向け子育て支援センターの機能を園内に移設。機能を一体化することで子育て支援の体制を充実させる狙いだ。
遊具や菜園を含む945m²の園庭に50台を収容できる駐車場を備える。敷地内には「みんなの広場」と呼ばれる遊具が置かれた広場や、隣接する上川小をつなぐ歩道を整備する。地域住民を含む全世代が交流できる場としても活用したい考えだ。
21年度にIA研究所が基本設計をした。実施設計も同社が担当し、月内にも取り掛かる。