延べ床計7500m² 校舎・屋体、23年度着工へ
旭川市教育委員会は、永山西小現地建て替えの概要をまとめた。校舎・屋体・プールの合計で延べ7500m²の規模を想定。解体を除く総工事費は32億円で、2023年度の校舎・屋体着工を目指す。
永山7条11丁目1にある永山西小は、現校舎(RC造、3階、延べ4349m²)と屋体(RC一部S造、平屋、延べ1045m²)がともに1965年の建設。耐震性不足や老朽化の問題から、現地建て替えを計画している。
新施設は校舎がRC造、3階、延べ6000m²、屋体がS一部SRC造、平屋、延べ1300m²、プールはS造、平屋、延べ200m²で基本設計をした。工事費は校舎に22億円、屋体に8億円、プールに2億円をそれぞれ見込んでいる。
現校舎の南東側にある同小グラウンドに校舎と屋体を新築した後、現施設を解体。校舎跡には新しいグラウンドを造成するほか、道路を挟んで南東側、永山8条11丁目22にあるプールを敷地内に移転改築する。
基本設計は直営。17日に実施設計を簡易型総合評価方式で入札して決める。
校舎・屋体は23年度に着手し、24年度内に完成させる。新校舎への移転が済んだ25年度に現校舎・屋体の解体に着工して、26年度のグラウンド造成を見込む。プールについては着工時期未定で、適切な施工時期を検討している。