8社が初受賞
札幌市下水道河川局は11日、2021年度工事安全管理優秀業者と設計等優秀業者を発表した。10社3共同体が受賞。工事は管路部門で4社3共同体、処理施設部門で3社、河川工事部門で2社を選んだ。設計は1社を選定。うち8社が初受賞となった。新型コロナウイルスの感染拡大で前回は表彰式を中止したが、今回は2年ぶりに26日午前10時から札幌パークホテルで開く予定だ。
工事関係者の安全意識高揚と事故防止を目的に1981年度に開始。今回で41回目となる。
工事は下水道・河川部門で21年度に発注した250万円以上の工事を対象に、前年度より21件少ない227件から選出。設計は土木設計・監理A等級13件から選んだ。
工事は、安全管理や安全推進委員会による現場パトロールの採点を基準に難易度、工事成績などを総合的に評価。設計は業務成績などを参考に選考した。
部門別の調査対象を見ると、管路がA等級49件、B等級104件、C等級3件、処理施設が土木・建築8件、電気22件、機械26件、河川がA等級12件、B等級3件、土木設計がA等級13件だった。
部門・等級別優秀業者は次の通り。(カッコ内は受賞回数)
【工事安全管理優秀業者】
◆管路部門
◇A1▽豊平川処理区Ⅰ―04230平岸3条4丁目ほか下水道新設=田中組(5)
◇A2▽創成川処理区北15条東1丁目ほか下水道新設=公清企業(初)
◇B▽新川処理区米里行啓通南14条西13丁目下水道新設=シンコー建設工業(2)▽創成川処理区屯田4条4丁目ほか下水道新設=マルコー開発(3)▽鉄東中央線北22条東21丁目ほか下水道管路保全=北海道グリーンメンテナンス(3)・水谷組(5)JV
▽西区公共ます設置その2=東海建設工業(初)・中立工業(初)・朝倉土建工業(初)JV▽南区下水道管路緊急補修=園建(初)・小橋北豊(5)・興新建設(4)・宮浦興業(3)・岩崎建設(3)・光輝建設(初)・道邦工業(初)JV
◆処理施設部門
◇土木・建築▽豊平川水再生プラザ第1処理施設ポンプ棟ほか煙突改修=Mz原田(2)
◇電気▽西部スラッジセンター新1系焼却施設動力制御設備新設=三菱電機(3)
◇機械・管▽拓北水再生プラザNo.1自動除塵機ほか修繕=工成舎(3)
◆河川部門
◇土木A1▽屯田西公園流域貯留施設整備=丸彦渡辺建設(6)
◇土木A2▽界川護岸整備=コクサク(2)
【設計等優秀業者】
◆土木設計
◇A▽準用河川厚別西川護岸実施設計=アリヤス設計コンサルタント(初)