臨時市議会で3845万円補正提案へ
砂川市は、19日開会の臨時市議会に義務教育学校建設の設計事業費3845万7000円を盛り込んだ補正予算案を提出する。議決後、5月下旬に公募型プロポーザルで基本・実施設計の受託事業者を募集する。選定スケジュールは調整中で、業務期間は7月から2024年5月までを予定する。
現在市内には小学校が5校、中学校が2校ある。児童・生徒数が年々減少する中、効果的な統一性のある教育活動維持のため義務教育学校を設置する。
建設予定地は、現砂川中敷地の吉野2条南5丁目37の1。設計業務に比較検討調査を含め、年内をめどに砂川中既存校舎の改修・増築と新校舎建設のいずれかに決定する。
基本構想では、開校予定の26年度に児童生徒数778人を見込み、前期課程17学級、後期課程9学級を編成。必要面積の上限は校舎、屋体、武道場を合わせて延べ1万7547m²に設定している。
今後のスケジュールは、24年5月までに実施設計を完了。着工は24年7月、完成は26年2月ごろを予定している。同4月に開校後、外構を整備する。