23年度着工目指す
苫小牧市は勇払川西通で、老朽区間の改修を計画している。実施設計を6月にも一般競争公告し、7月に入札。秋ごろまでの完了を予定する。2023年度の着工を目指している。
勇払川西通は、国道234号との交点から道道上厚真苫小牧線との交点までの延長1820m。幅員は車道16m、中央分離帯2m、両側歩道3.5mの計25mだ。
港湾地区と国道の物流をつなぐ市の重要な幹線だが、舗装など全体的に老朽化。地域や道路利用者から整備の要望が多く、改修して大型車両など通行の安全性を確保する。
今回の整備対象は、市道の沼ノ端中小企業団地北通交点から沼ノ端南工業団地1条線交点までの約650m。幅員は変えず、路盤の入れ替えや舗装を打ち直す。
整備に当たっては防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用する予定。整備期間は4年ほどを見込んでいる。