建築Ａ対象　校舎棟や外構

　札幌市は山の手小改築ほかを25日にも一般競争公告する。対象は建築Ａ等級の市内業者単体か特定共同体を想定。週休2日試行工事とする。外構を含む。3定市議会で承認を得られれば、秋ごろに着工し、2024年2月下旬の完成を目指す。

　山の手小は西区山の手5条6丁目1ほかに位置。校舎棟は築後50年以上が経過し老朽化しているため現地改築する。実施設計は岡田設計が担った。

改築後の完成イメージ

　単体の場合、1棟当たり延べ3500m²以上のＲＣ造・ＳＲＣ造の新築か増改築の元請け施工実績を求める。共同体の代表は延べ3500m²以上、構成員は延べ1700m²以上のＲＣ造かＳＲＣ造の元請け施工実績が条件だ。

　校舎棟は児童会館、まちづくりセンター、多目的ホールと複合化し、ＲＣ造、3階、延べ7090m²の規模。多目的ホールは新設となる。

　普通教室16室と特別教室9室、特別支援学習室2室、多目的室3室を整備する予定。総事業費は38億円を試算している。