島田社長は会長
政府は20日の閣議で、JR北海道の新社長に綿貫泰之副社長(60)=写真=が昇格する人事案を了解した。島田修社長(64)は代表権を持つ会長に就く。24日の取締役会を経て6月の株主総会で正式決定される。
綿貫副社長は85年に北大経済卒業後、旧国鉄に入社。総務部長や函館支社長、常務取締役総合企画本部長を経て2020年6月に副社長就任。札幌駅周辺開発を含めた開発事業拡大を陣頭指揮してきた。
島田氏はJR北海道ホテルズの社長を経て14年に社長就任。安全対策強化や北海道新幹線の開業などに取り組んできた。
JR北会長は現職の田浦芳孝氏まで3代続けてJR東日本出身者が務めたが、JR北出身者が就くことになる。