23年度にも着工
余市町は、公共下水道処理場の汚泥脱水機更新を計画している。早ければ2023年度に着工し、2カ年で施工。22年度は実施設計を6月にも指名・入札する。付帯設備やポンプの更新を含め、総工費は5億5000万円を試算している。
下水道処理場は1989年度に供用開始。登町136の敷地3万5200m²に管理棟と水処理棟を置く。処理方式は標準活性汚泥法を採用し、1日当たり7660m³の処理能力を持つ。処理した汚水は登川に放流している。
管理棟(RC造、地下1地上2階、延べ2269m²)にある脱水機は02年度に更新したが、標準耐用年数の15年を超過。取り換えが必要と判断し、国の社会資本整備総合交付金を活用して整備する。
脱水機に付帯する電気設備やポンプ、薬品タンクについても一部で供用開始時から継続使用している状況を踏まえ、合わせて更新する方針だ。
22年度予算に実施設計費1200万円を計上。年度末まで業務を進める。