空知総合局経営体豊葦第1地区の23年度以降残事業費

2022年05月31日 17時10分

区画整理87.5ha

 空知総合局産業振興部は、区画整理を進めている経営体豊葦第1地区(美唄市)で、2023年度以降の残事業費として22億430万円を見込む。残事業量は区画整理87.5haとなっている。

 区画整理などを実施するもので、総事業費は30億400万円。20年度に着手した。21年度から施工に入り、28年度の事業完了を予定している。

 同地区は美唄市の北西部に位置する平たんな水田地帯。水稲や小麦、大豆、ハスカップ、トルコギキョウ、カボチャを生産していて受益面積は122.7ha、受益戸数は11戸ある。

 1981―88年に道営ほ場整備事業を実施。98―2002年に道営担い手育成基盤整備事業で暗渠排水、用水路を中心に整備したものの、その後、機能低下や排水不良により作物の育成不良などが生じた。このため、作物の収量増加、労力の省力化に向けて1.8ha程度への大区画化と併せて用排水路、暗渠排水の整備と客土を実施する。

 区画整理の内容は、整地、道路、パイプライン化など。用水路は塩ビ管、排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は合成樹脂管で、疎水材としてビリ砂利を用いる。

 残事業費の内訳は、区画整理87.5haに19億1888万8000円、用地測量試験費に1億6747万3000円、用地補償費に5880万円、換地費に5913万9000円。

 22年度は、区画整理26.2haに5億1670万円などを充てている。


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