主体設備一括で
学校法人帯広大谷学園(音更町希望が丘3の3、桂井智善理事長)は、週明けに帯広大谷短大看護学科棟新築を主体、設備一括で一般競争公告する。参加申請は16日まで受け付け、7月上旬に音更町内で入札する予定。2023年1月の完成、同4月の開校を目指す。
十勝管内に看護系の大学がないため、19年から開設を構想。当初は校舎4階の特別教室を改修して使用する計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ソーシャルディスタンスを確保できる新棟の建設に切り替えた。
看護学科は3年課程で正看護師を養成。定員は40人を見込む。規模はW造、2階、延べ1421m²で、設計は青土が担当した。
参加資格は十勝管内に主な営業所を置く単体か特定共同体。単体と共同体代表者は道の建築A等級、構成員はB等級以上とし、過去15年間にW造、延べ500m²規模以上の学校や福祉施設を施工した実績を求める。
建設地は音更町希望が丘3の3にある同短大校舎(S造、4階、延べ7845m²)の北側の駐車場とする。