23年度の採択目指す
網走建管は、北見市内の3・4・26南岸通の都市計画街路整備について、2023年度新規採択を目指している。延長2.3kmを対象に橋梁新設や、道路の改良・舗装に取り組む。総事業費は32億5500万円を試算。29年度の完了を見込んでいる。
市街地の道路網を形成する2環状6放射のうち、外環状軸を構成する路線として位置付けられているが、北光地区と川東地区を結ぶ区間が未整備となっている。橋梁などを整備することで外環状軸を完成させ、道路ネットワークを強靱化し、市街地内交通の利便性・安全性向上を目指す。北見中央ICへのアクセスを高めることで女満別空港への接続を向上させ、広域物流機能を強化する。
現況0.9km、幅9・5mの道路を2.3kmに延ばして環状線をつなげる。車道2.75mを3mに拡幅し、18mの両歩道区間と13.5mの片歩道区間を設ける。
計画では、常呂川に架ける橋梁239mの新設に13億5200万円、シュブシュブナイ川に架かる観音橋の架け替えに1億2000万円、道路の改良・舗装に9億9100万円、旧橋撤去・仮道・仮橋に3600万円、用地補償に5億8600万円、測量設計に1億7000万円を充てる考えだ。