23年度から急カーブ緩和 江差木古内線で視距改良1km

2022年06月13日 16時00分

 函館建管は江差木古内線の視距改良で、2023年度から線形改良を計画している。延長約1kmとし、区間内にある2カ所の急カーブを緩和する。期間は3―5年をみている。

カーブがきつく前方を見渡しづらい

 木古内町から上ノ国町つながる同線は片側1車線。木古内町郷土資料館から3kmほど上ノ国方面に進んだ部分の見通しが悪いため、1.5kmを対象に16年度から視距改良に取り組んでいる。併せて路肩含む幅員を現在の6.5mから8.5mに拡幅する。総事業費に9億3000万円を見積もっている。

 設計はシビテックが担当。21年度は280mを施工した。

 残り1.2kmのうち、約1kmの改良に23年度から入る。曲線半径55mのカーブを同160mに改良するなど、区間内にある2カ所の急カーブを緩やかにする。

 道路沿いには旧JR江差線の線路跡地があり、その部分も活用しながら施工する。

 22年度は、既に線形改良した部分の植生を進める方針。8月上旬をめどに入札する。


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