稚内市緑2丁目急傾斜地崩壊対策 稚内建管が着手

2022年06月13日 17時00分

軽量法枠600m²改築 事業費4億円見込む

 稚内建管は、稚内市緑2丁目2急傾斜地崩壊対策緊急改築を新規事業化した。2022年度は地形測量や地質調査、基本・詳細設計に取り組む。軽量法枠を600m²にわたり改築し斜面安定度向上を図る。事業期間は24年度までで、事業費は4億円を見込む。

 稚内市南地区活動拠点センターなどの背後地に位置する同地区は、最大崖高24m、最急勾配40度の斜面地形で斜面上下部には人家19戸が立ち並ぶ。

 1984年度から85年度にかけて軽量法枠を整備。しかし、度重なる豪雨や凍上融解など自然災害による作用で、既存施設の浮き上がりや変状が確認され、崩壊防止機能低下が顕在化していた。

 これらの課題を解決するため同建管は、軽量法枠600m²改築を整備内容とする計画で新規事業化した。22年度の地形測量、地質調査、基本・実施設計には2600万円を投じ、23年度の着工を目指す。


関連キーワード: 北海道庁 土木 宗谷 災害・防災

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,388)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,342)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,320)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,311)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,024)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。