札幌市交通局は16日、2021年度優秀工事施工業者を発表した。安全に配慮しながら素晴らしい成果を収めた、杉原建設と伊藤組土建、かきぬま工務店、ユニオン電建、防災コンサルタントの5社を選出。杉原建設以外の4社は初の栄誉に輝いた。表彰式は7月4日午後2時から同局庁舎8階講堂で開く。
表彰は工事に対する関心を高め、品質向上を図るのが目的。3回目となる今回は同局が発注し、21年度に完了した工事のうち、設計金額250万円以上の工事56件から選考した。
内訳は土木A1が5件、A2が3件、Bが1件、建築Aが2件、Bが11件、塗装が6件、電気Aが9件、B・C・通信が9件、管Bが2件、機械設備が8件となっている。
釜石睦由技術担当部長を委員長とし、7人で構成する選考委員会を9日に開催。工事や安全管理の成績評定を踏まえ、受賞者を決めた。
優秀工事と施工業者は次の通り。(カッコ内は受賞回数、初は初受賞)
◇土木A1▽南車両基地出入庫線橋脚耐震補強=杉原建設(2)
◇建築A▽南北線シェルター耐震改修=伊藤組土建(初)
◇建築B▽麻生変電所ほか3施設外部改修=かきぬま工務店(初)
◇電気A▽豊水すすきの駅照明設備更新=ユニオン電建(初)
◇通信▽豊水すすきの駅自動火災報知設備など改修=防災コンサルタント(初)