7月再指名、8月入札 工期は12月28日まで
紋別地区消防組合は、2日の入札で不調になった消防本部・消防署庁舎新築の主体を7月にも再指名し、8月に入札する考えだ。工期を4カ月ほど伸ばし、2023年12月28日までとした。要件を一部見直し、特定共同体の資格申請を7月12日まで再度受け付ける。
紋別市幸町2丁目にある現庁舎はRC造、2階、延べ1056m²の規模で、1965年に建設。築後50年以上が経過し、老朽化に伴う建物や設備の劣化が著しいことなどから建て替える。
新庁舎は庁舎棟がRC造、3階塔屋1階、延べ2722m²、訓練塔がRC造、4階、延べ205m²の規模。市役所の職員駐車場として使用されている幸町2丁目1の18ほかの敷地面積3726m²に建てる。基本・実施設計は北海道日建設計が担当した。
特定共同体の資格要件は、紋別市の建築に格付けされ、特定建設業許可を持つ者の組み合わせによる2、3社構成へと見直した。構成員の出資比率の最小限度基準は2社構成で30%以上、3社構成で20%以上とする。出資比率が最大の者を代表者とする。
希望者は参加資格申請書に特定共同体協定書と代表者への他構成員の委任状を添付し、同組合新消防庁舎建設推進室に提出する。