恵庭市の下水道分流化 23年度以降残事業費は11億円

2022年06月30日 18時40分

残延長は約8000m、22年度は2480m

 恵庭市は、2013年度に着工した下水道分流化の23年度以降残事業費に11億2900万円を見込んでいる。残延長は約8000m。22年度は福住・末広・緑町地区で2480mを施工する。25年度の完了を目指している。

 JR恵庭駅から市役所周辺の103・4haで、汚水管を新設し、既存合流管を雨水管に転用。雨水と汚水の分流化を図っている。21年度末までに66・5haを整備し、進捗率は64.3%となっている。

 22年度の予算額は5億3900万円。汚水管は口径200㍉のリブ付き硬質塩ビ管を用いる。

 早ければ7月に緑町地区管渠布設520m、福住地区管渠布設第3工区255m、末広地区管渠布設第2工区635mをそれぞれ一般競争公告する。

 このほか、関連工事の宅内雨・汚水の接続替えを計画し、委託では福住・新町地区の実施設計、測量に取り組む。

 年度末の進捗率は73.7%、面積は76・2haとなる見通しだ。

 6月中旬の市議会経済建設常任委員会で水道部下水道課の担当者は社会資本整備総合交付金の交付状況について「近年は要望額の8割程度の配分」と説明した。


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