市が管理する400m区間
北見市は、市内北上を流れる常呂川水系のイワサキ川改修を計画している。市が管理する延長3.7kmのうち、上流側の400m区間を対象として、大雨などの災害に備えた対策を講じる考えだ。下流側を管理する道と協議しながら、2022年度に進める設計で改修内容や工期を固め、23年度以降に着工する。
イワサキ川は農地を流れる普通河川で上流側を市、下流側を道がそれぞれ管理している。市が管理する北上446の西6号―南5線間400mの断面幅は1.3m。河川断面が小さく、大雨時などに周辺農地への浸水被害が発生する恐れがあるため、対策に乗り出す。
設計は6月8日に指名競争入札し、ドボク管理が落札。業務期間は10月中旬までを予定している。改修に当たっては、国の起債活用を視野に入れる。市の担当者は「道と協議しながら、どのような改修方法が良いのか検討を進める」と話す。