はまなす保育園で修繕や移転必要
白老町は、第2期保育事業運営計画を策定した。施設整備方針では、町立はまなす保育園で修繕や移転の必要性を指摘。民間認定こども園の緑丘、白老小鳩両保育園で2023年度以降の建て替えを計画している。
町が目指す保育の在り方と各園の再配置・民営化を含めた整備方針を明らかにするため、17年度に策定した保育事業運営計画を発展させたもの。計画期間は22―26年度としている。
萩野72の1にある、はまなす保育園(RC造、平屋、延べ617m²)は1961年に開設した。95年に建て替えたが海岸沿いに立地していることなどから老朽化が著しく、修繕などをしなければ長期的な利用は難しい状況。防災上の観点からも将来的には移転などの対策が必要としている。
4施設ある民間の認定こども園のうち、緑丘1丁目12の1の緑丘保育園(鉄骨ブロック造、平屋、延べ688m²)は75年の開設。15年に大規模修繕したが躯体までは手を入れていないため、建て替えを予定している。
東町3丁目1の27の白老小鳩保育園(S造、平屋、延べ786m²)は54年の開設後、87年に建て替えたが老朽化が進んでいるため、改築を計画している。
いずれも23年度以降の着手とし、工事費はそれぞれ約3億円としている。