区画整理81ha 総事業費は17億円
空知総合局産業振興部は、2023年度に中山間地域型日進第2地区(新十津川町)の初弾工を発注する方針だ。81.9haの区画整理に取り組むもので、総事業費は17億円。30年度の事業完了を見込む。
同地区は22年度に新規採択された。新十津川町の南東部、国道275号西側の土地が対象。水稲や小麦、サヤインゲン、アスパラガスを生産していて受益面積は81.9ha、受益戸数は6戸ある。
経年変化により用水路の維持管理費増大や排水不良が発生。末端用水路整備と2.7ha程度への大区画化で生産効率の向上を目指す。区画整理の内容は整地、道路、用排水路、暗渠排水。暗渠は合成樹脂管、疎水材にはビリ砂利を使用する。
22年度は測量試験費に8980万円、換地費に820万円を充てている。
23年度以降残事業費として16億200万円を見込む。内訳は、区画整理81.9haに13億5200万円、測量試験費1億7320万円、用地補償費3800万円、換地費3880万円となっている。