24%減、338億円受注 首位は岩倉建設
胆振・日高管内土木3官庁の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。147者が前年度同期比24.3%減の338億1856万円を受注。首位は岩倉建設で、17億4215万円を積み上げた。上位20者のうち、10億円を超えたのは6者減の8者、管内業者は増減なしの16者だった。
室蘭開建、室蘭建管、胆振総合局・日高振興局両農村の落札額を基に集計した。21年度に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越しなどは全額、多年度国債は22年度支払い分を計上。共同体受注は出資比率に応じて配分した。岩倉建設、菱中建設、道路建設は管内業者として集計した。
岩倉建設は様似漁港岸壁改良その他(開建)、大岸礼文停線交付金B地方道補正翌債ほか(建管)、経営体幌内沢地区61工区(胆振農村)など7件を受注した。
2位の北紘建設は勇払東部地区豊川用水路美里上流工区災復(開建)、黄金海岸侵食対策補正翌債(建管)、畑地帯洞爺高台地区61工区(胆振農村)など7件、15億177万円を獲得した。
3位の幌村建設は新鵡川地区田浦第2幹線排水路田浦5号2工区(開建)、トマチャナイ川砂防補正繰越(建管)、中山間浦河西部地区61工区(日高農村)など7件、14億3648万円を受注した。
管内業者は98者が14.3%減の259億6567万円を積み上げた。シェアは76.8%となり、9ポイント拡大した。
管外の道内業者は31者が54.9%減の49億1558万円を受注し、シェアが9.9ポイント縮小の14.5%。道外業者は18者が15.5%減の29億3729万円を請け負い、シェアが0.9ポイント拡大の8.7%だった。