札幌市水道局は4基幹配水池の幹線連続耐震化事業で、清田第2幹線耐震化その13とその15を10月上旬と同中旬にそれぞれ一般競争公告する。対象等級はいずれも土木A1で、特定共同体を見込む。開札はその13が10月下旬、その15が11月上旬を予定する。7月29日公表の発注見通しではいずれも工事費5億円以上としている。
配水幹線連続耐震化は札幌水道ビジョンの一環。地震による施設の被害に備え、各幹線の耐震化を進めている。
清田第2幹線は、清田346にある清田配水池から北野6条5丁目付近の東北通幹線までの延長5㌔を計画。2023年度以降に2㌔を残していて、26年度までに完了する見通しだ。
その13は真栄4条2丁目で延長450m。推進工とし、口径1500㍉のPN形ダクタイル鋳鉄管で施工する。11月上旬の着工、24年3月上旬の完了を目指す。
その15は11月中旬に着工し、24年2月中旬までの完了を見込む。施工場所は真栄363。推進工で延長は310mとし、口径1500㍉のUS形ダクタイル鋳鉄管を使用する。
それぞれ、空気弁設置1基、弁室設置1カ所も施す。