道内唯一の建機、多数用意 アイバック

2022年08月02日 16時20分

大型橋梁点検車や最大地上高54m高所作業車 インフラ維持管理支える

 アイバック(本社・札幌)は、道内唯一の大型橋梁点検車や高所作業車を複数台そろえ、インフラ構造物の維持管理業務を支える。このうち最大地上高さ54mを誇る高所作業車のブロントS56XRは作業範囲の広さが特長で、狭い街中でもビル越しに建物の外壁や窓などを改修できる。橋梁点検車は最大差し込み長さ約15mのドイツ・MOOG社のMBI150など、作業内容や現場環境に合わせて多数用意している。

 防護柵工事を手掛けるワイズテック(本社・札幌)のグループ会社として、2015年10月に設立。橋梁点検車や高所作業車を扱うほか、非破壊の鉄筋探査機や地中探査機をレンタルする。

 エックス線検査機を使用したコンクリート内部調査や超音波による鋼管支柱根入れ深さ測定、腐食診断なども手掛け、最近はMMS(モービル・マッピング・システム)を導入して路面性状測定にも力を入れる。

 保有する高所作業車で最大性能を持つS56XRは、フィンランド・Bronto Skylift(ブロント・スカイリフト)社の製品。第1ブームを傾けながら第2ブームを伸ばしたり、第1ブームを最大高さまで伸ばして第2ブームを水平方向に16m張るなど、懐の深さが特長だ。

高所作業車のブロントS56XR

 高さは最大54m、水平方向は最大37・5m伸ばせ、さまざまな作業に対応可能。高速道路や重さ指定道路を自由に通行できる新規格車で、機動力の良さも長所といえる。

 橋梁点検車は、長大橋向けの最大差し込み長さ約15mから、道路専有幅の狭い中型橋梁向け機械まで多数用意する。うちドイツ・MOOG社のMBI150は道内唯一の大型歩廊式橋梁点検車で、14m間の作業床を行ったり来たりできるので、近接目視や補修工事に効果を発揮する。

橋梁点検車は長大橋から中小橋向けまで幅広くそろえる

 落下防止柵は高さ4mまで乗り越えられ、アウトリガーの張り出しが不要なため、道路占有幅は車幅分の2・5mで済む。工事区間をコンパクトにまとめたい現場に有効な1台だ。

 このほか中小橋向けには、側道橋や歩道橋でも使えるクローラー式のMBI70を提案。中型免許で運転可能なアイチコーポレーションのSF77A―IVなども用意する。

 市川文雄営業部長は「S56XRは足場代わりに使うことでコストと工期の両方を短縮できる。特にホテルは営業時間内に足場を掛けられないので、高所作業車で臨機応変に作業できるのは強み。建設、ビルメン、イベント、スポーツ中継、研究開発など、さまざまな分野で使ってもらいたい」と話している。


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