区画整理67.3haに15億円を投入 滝川市江部乙町で排水改良
空知総合局産業振興部は、滝川市で区画整理を進めている経営体西南中央2地区の2023年度以降残事業費に15億6334万円を見込む。残事業量は区画整理67.3haとなっている。
区画整理を実施するもので、総事業費は24億1000万円。21年度に着工し、27年度の事業完了を予定している。
同地区は滝川市江部乙町の西側に位置する。水稲や小麦、大豆を生産していて受益面積は110.8ha、受益戸数は9戸ある。
用排水路の老朽化による機能低下が著しく、用水不足や排水不良が発生。ほ場を1.6ha程度に大区画化し、暗渠や排水路を整備することで排水改良につなげる。
区画整理の内容は、整地、道路、用排水路、暗渠。用水路は塩ビ管、排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は合成樹脂管で、疎水材としてビリ砂利を用いる。
残事業費の内訳は、区画整理67.3haに13億8062万円、測量試験費に1億3230万円、用地補償費に686万円、換地費に4356万円。
22年度は、区画整理31.1haに4億1870万円を充てている。